機械創造システムコースとは

機械創造システムコース

機械創造システムコースでは、「機械工学をベースに,実践的な機械技術,幅広い工学分野に関する知識・技術を身に付け,様々な技術が融合した高度な生産システムに対応できる技術者の育成」をモットーに教育を行っています(シラバスはこちら)・
従来の機械に関する知識や技術の修得は言うまでもなく,近年はものづくりの形態が多様になったことで,設計に必要なイメージの具現化から加工,計測に至るまでをコンピュータ上で行うCAE(CAD,CAM)の技術も要求されています.このような時代の要請に対応するために,本コースでは3次元CADの設計システムから製品を作り出すための5軸マシニングセンタや3Dプリンタなどの先端機器類を取り揃え,実験・実習や卒業研究などで利用しております.また学生の中にはこれらの技術レベルを確認するため,「機械設計技術者試験3級」や「3次元CAD利用技術者試験2級,準1級,1級」などの試験に挑戦し,取得する者もいます.その他,本コースの所定の単位を修得し卒業後,企業等で実務経験を積むことにより「ボイラー,タービン主任技術者(第1種,第2種)」などの取得も可能です.


教育目的・教育目標

■教育目的
 機械創造システムコースでは,機械工学系力学ならびに物理・数学教育を通して工学問題の理解力と解析力を育成するための「機械基礎」, 機械工学としての創造力を育成するための「設計生産」, 知識と能力のシステム化・知能化(インテリジェント化)を推進するための「情報技術」を3つの柱として,これらを統合させた「知的総合能力を駆使できるエンジニアの育成」を教育目的としています.

■学科の教育目標
 機械工学に関する基礎的知識と技術を一般教養と併せて習得させ、 機械工学に関する基礎理論の理解と応用に力を入れるとともに,自動化や先端技術に関する教科にも充実を図り,目覚しい技術革新に対応できる機械技術者の素養育成を目指し,以下の3つの教育目標を掲げています.
 機械工学科の本質を知り,問題解決のための理解力と解析力を育む技術者教育の実現
 人間性と自己の確立に努力し,独自創造力を育む技術者教育の実現
 機械工学における個々の技術を統合し,システム化するための知識と能力を育む技術者教育の実現

中学生のみなさんへ

■北九州高専・機械創造システムコースでは…
 北九州高専・機械創造システムコースではどんなことを勉強すると思いますか?産業都市・北九州という地域柄,「ものづくり」ということが容易に想像できるかもしれません. では,ものづくりと聞いてどんな様子を想像しますか?工作機械や自分で工具を使って,一生懸命なにかを作っている姿かもしれません. モノを作る理論やテクニックは,「機械工作法」や「機械加工学」などの科目,「工作実習」などの実際の実習によって勉強していきます. ただし,モノを作るためには,そのモノ自体の材質や構造が十分な強度を持っているかどうかを検討するために,あらかじめ強度計算をする必要があります(「材料学」,「工業力学」,「材料力学」などの科目により勉強). また,モノを動かすためには「いかに効率よく動かすか」ということが重要になってきます. 熱のエネルギーを投入して走行する自動車で考えると,「熱力学」,「伝熱工学」などの科目を勉強する必要があります. 日本が世界に誇る最先端技術の結集である新幹線は,新型になるたびに先端形状が大きく変化しています. 700系のぞみはカモノハシのような先端形状をしていますが,これは空気抵抗を小さくし,さらに,トンネルに進入する際の衝撃音を和らげる効果があります. これは,「流体力学」による検討の結果であり,逆に流体力学なしでは新幹線の進化もありえなかったことになります
 機械創造システムコースでは,以上の様々な学問や「設計工学」などの設計に大きく関わる科目を勉強し,実際にモノを設計する力を身につけていきます.

■機械創造システムコースの「こんなあなたに来てほしい!」
 機械創造システムコースでは,以下のような人材を求めています.「自分はまさしく該当する!」と感じた人は北九州高専・生産デザイン工学科を受験してみませんか?
 マシンを使ってモノをつくることに興味がある人.
 メカの仕組みやメカが動く機構に興味がある人.